寡占市場とは?|ミクロ経済学(28)

katja / Pixabay
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寡占市場
独占市場はプライスを決定する一企業が存在する市場である。
寡占市場は、かせんしじょうと読む。
独占市場と違い幾つかの企業により市場が占有されているケースである。
寡占市場では、相手企業の行動を伺いながら、意思決定を行うという点が特徴的である。
ハーフィンダール・ハーシュマン指数
市場における供給の集中度を示す指数として、ハーフィンダールハーシュマン指数という指標がある。
どの程度、集中化されているかが分かる。
式は各企業の占有率を二乗した数字の総和である。
例えば、ある市場が、4つの企業に25%ずつシェアされている場合は以下のとおり。
25^2+25^2+25^2+25^2=2500
2つの企業が10%で、もう2つの企業が40%ずつであった場合
10^2+10^2+40^2+40^2=3400
集中している為に後者の方が高い数値となる。
なお、最大は、一社による100%占有だから、100^2で10,000である。
編集後記
ワールドカップが待ち遠しいですね。
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