需要の価格弾力性とは?|ミクロ経済学(13)
需要の価格弾力性
前回解説した、
○○の□□弾力性
の式について、例外があった。
需要の価格弾力性の場合のみマイナスがつく。
つまり、
需要の価格弾力性(ε)は
○○の増分/□□の増分 × □□/○○
の式にあてはめると、
需要の増分/価格の増分 × 価格/需要
となるが、マイナスがつくので、
– 需要の増分/価格の増分 × 価格/需要
となる。
需要の価格弾力性の特性
需要曲線は、解説してきたように、
縦軸に価格P、横軸に需要Dをとって左上から右下に下がる曲線(大体は直線で表現されるが)となる。
需要の価格弾力性には、特性が2つある。
ひとつは
傾きが緩やかな需要曲線ほど、価格弾力性が高い。
もうひとつは、
同じ需要曲線(直線)でも左上に行くほど、価格弾力性が高い。
という特性た。
とりあえずこれは覚えておいた方が良さそうだ。
photo credit: .FuturePresent. via photopin cc
編集後記
とうとう消費税あがりましたね。
供給の課税効果についてはすでに解説しましたので、参考にしてください。
次回は代替財と補完財についてです。
お断り
当ブログは、「先生が生徒に説明をする体(てい)」で書いていますので、ご理解の上お読み下さい。
もし、間違った表現などがあれば、こちらへご連絡ください。
▼▼▼続きを読みたい人は、ぜひシェア!▼▼▼