需要関数は価格変化に対する答え|ミクロ経済学(11)
価格を変数にする
今まで効用をベースに経済的な個人はどのように振る舞うのか?を確認してきた。
グラフでは、縦軸がy財の消費量、横軸がx財の消費量であった。
それでは、価格が変化したときに最適消費点、つまり、経済的な個人が選ぶ最適な財の組み合わせがどうなるか?を考えてみてみたい。
変化させる価格は、y財の価格が固定で、x財のみの価格が変化した場合を考える。
最適消費点も移動する
前々回にあったように、x財の価格Pxが下がると、予算制約線のx切片が右に移動し、傾きが緩やかになる。
それにあわせ、最適消費点も、右に移動するため、最適消費点のx財の消費量xは増えることになる。
つまり、x財の価格が下がると、x財の消費量は増えるのである。
それを、縦軸にx財の価格、横軸にx財の消費量をとると、右下がりの曲線になることがわかる。
それこそが需要曲線だ。
そして、個々の消費者の消費点を横方向に足し合わせれば、市場全体の需要曲線になる。
需要曲線は価格が変化したときにどれくらいの消費量になるかを示した曲線となる。
はぁ、はぁ。。ようやくここまできたなぁ。
経済学の道のり流し。
photo credit: SOMBILON ART, MEDIA and PHOTOGRAPHY via photopin cc
編集後記
ようやく需要と供給がバッテンのグラフになるところまで来ました。
11回も続くなんて自分でも驚きです(–;)
何せ携帯で原稿書いてますからね。。
ミクロ経済学まだまだ続きます。
お断り
当ブログは、「先生が生徒に説明をする体(てい)」で書いていますので、ご理解の上お読み下さい。
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