menu
閉じる
  1. 生産関数によるアプローチ|ミクロ経済学(7)
  2. 死荷重の解説/余剰分析|ミクロ経済学(20)
  3. 余剰分析を考えてみる|ミクロ経済学(19)
  4. ヘクシャー・オリーンモデルとは?|ミクロ経済学(23)
  5. 貿易に関税をかけると余剰はどうなる?|ミクロ経済学(25)
  6. 需要の価格弾力性とは?|ミクロ経済学(13)
  7. パレート効率的な状態の事例|ミクロ経済学(21)
  8. 予算制約線とは?|ミクロ経済学(9)
  9. 人々はなぜ貿易をするのか|自由貿易による余剰|ミクロ経済学(24)
  10. 市場の均衡点とは?|ミクロ経済学(16)
閉じる
閉じる
  1. プロダクトライフサイクル
  2. 略式組織再編とは
  3. 簡易組織再編とは
  4. 情報の不完全性|ミクロ経済学(29)
  5. 寡占市場とは?|ミクロ経済学(28)
  6. 独占市場とは要するにどういうこと?|ミクロ経済学(27)
  7. 不完全競争市場とは?|ミクロ経済学(26)
  8. 貿易に関税をかけると余剰はどうなる?|ミクロ経済学(25)
  9. 人々はなぜ貿易をするのか|自由貿易による余剰|ミクロ経済学(24)
  10. ヘクシャー・オリーンモデルとは?|ミクロ経済学(23)
閉じる

重要論点がわかる!中小企業診断士ブログ

貿易に関税をかけると余剰はどうなる?|ミクロ経済学(25)

保護貿易

前回は貿易を行うことによって自国にとっても、相手国にとっても余剰は増加することを学んだ。

これは貿易を行うことに規制を設けていない自由な貿易での余剰分析であった。

自由貿易の対義語に保護貿易というのがある。

前回の余剰でも学んだように、貿易は社会的総余剰を増加させるが、国外から安いものを輸入する場合、国内の生産者余剰を減少させる。

つまり、自由な貿易をさせることによって、自国の生産者たちは供給量を減らすしかなくなり、その産業は縮小せざるを得ない状態になるのだ。

保護貿易とは、主に自国の生産者を守る目的で、国家が介入し制限をかけた貿易である。

具合的には、輸入品に高い関税をかけることによって、価格低下を緩和し、国内生産者の競争力を助けることになる。

輸入品関税により輸入量を減らす

輸入品に関税をかけた場合の余剰について考えて見る。

図3を参照
20140501_224539.jpg

自由な貿易により、国際価格に下がった価格を関税を設けることによって、価格は関税追加の価格になる。

国際価格+関税=国内価格

図3のように関税追加価格の場合、点aまで国内供給を確保できる。

そのときの輸入量は線分abとなる。

関税の効果

関税をかけたときの余剰を図4に書いてみた。

20140501_224521.jpg

生産者余剰はピンク色で縫った面積になり、自由な貿易のときの余剰から関税価格が増えた分の余剰を確保できる。

消費者余剰は青の面積になる。

関税を追加したことによって、政府は水色の面積の税金を得る。

自由な貿易を行ったときの社会的総余剰から関税時の社会的総余剰の差分が死荷重となるため、灰色の面積が死荷重となる。

つまり、関税により自国の生産者を守ることができるが、社会的総余剰は減ることになる。

編集後記

巷では、貿易の自由化についての議論がたえないですね。

TPPでは、例外なき関税の撤廃をうたっているようてすが、そうすることによって経済が活性化されることが期待されています。

自由化により自国の産業は守れなくなりますが、そもそも自由化の議論のきっかけは、戦争を防ぐことにあったようです。

つまり、保護貿易の結果、資源が充分に存在しない国は、資源が足りなくなると武力に頼るようになり、戦争に発展したという苦い経験があります。

そうしたことから、貿易は自由化して経済的にも国際的に協力していきましょうよ。というのがTPP協定の主な概要です。

▼▼▼続きを読みたい人は▼▼▼

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

  1. パレート効率的な状態の事例|ミクロ経済学(21)

  2. 絶対優位でなく比較優位がスゴイ|国際貿易|ミクロ経済学(22)

  3. ヘクシャー・オリーンモデルとは?|ミクロ経済学(23)

  4. 市場の均衡点とは?|ミクロ経済学(16)

  5. 生産関数によるアプローチ|ミクロ経済学(7)

  6. 限界費用の計算方法|ミクロ経済学(2)-2

おすすめ記事

  1. 貿易に関税をかけると余剰はどうなる?|ミクロ経済学(25)
  2. 人々はなぜ貿易をするのか|自由貿易による余剰|ミクロ経済学(24)
  3. ヘクシャー・オリーンモデルとは?|ミクロ経済学(23)
  4. 絶対優位でなく比較優位がスゴイ|国際貿易|ミクロ経済学(22)
  5. パレート効率的な状態の事例|ミクロ経済学(21)

最新記事

  1. 企業が提供する商品あるいはサービスは、生まれてから成長し、遅かれ早かれ衰退します。それを4つ…
  2. 略式組織再編とは、支配関係のある会社間での組織再編について、十分な支配下にある株式会社での株主総会決…
  3. 簡易組織再編とは、簡単に言うと、組織再編を通して、対価を受ける側の企業が、その対価が十分に少ないとき…
  4. はじめに ここまでは、完全競争市場という社会的余剰が最大化された市場…
  5. 寡占市場独占市場はプライスを決定する一企業が存在する市場である。寡占市場は、かせんし…

おすすめ記事

  1. プロダクトライフサイクル
  2. 略式組織再編とは
  3. 簡易組織再編とは

Facebook

【注意】記事へのコメント欄について

コメント欄はスパムが多いため大変申し訳ございませんが中止とさせて頂きました。修正加筆など含めこちらからご連絡いただければ、内容によりますが記事に反映することも可能です。
ページ上部へ戻る