menu
閉じる
  1. 市場の均衡点とは?|ミクロ経済学(16)
  2. パレート効率的な状態の事例|ミクロ経済学(21)
  3. 絶対優位でなく比較優位がスゴイ|国際貿易|ミクロ経済学(22)
  4. ワルラス的不安定なのにマーシャル的安定?|ミクロ経済学(18)
  5. ヘクシャー・オリーンモデルとは?|ミクロ経済学(23)
  6. 損益分岐点と操業停止点|ミクロ経済学(3)
  7. 貿易に関税をかけると余剰はどうなる?|ミクロ経済学(25)
  8. 余剰分析を考えてみる|ミクロ経済学(19)
  9. 死荷重の解説/余剰分析|ミクロ経済学(20)
  10. 生産関数によるアプローチ|ミクロ経済学(7)
閉じる
閉じる
  1. 効率的市場仮説
  2. インカムゲインとキャピタルゲイン
  3. 知的財産権における過失の推定規定
  4. 契約不適合
  5. 改正民法における債務不履行の大きな改正点のひとつ
  6. 会計監査限定監査役が採用可なのは?
  7. 監査役の任期
  8. 売主追加請求権について
  9. リスクプレミアム
  10. リスクフリーレートとは
閉じる

重要論点がわかる!中小企業診断士ブログ

絶対優位でなく比較優位がスゴイ|国際貿易|ミクロ経済学(22)

リカードの比較生産性

国際貿易を考える上で、どのような利益を生み出すのか。というのを理解していく。

リカードの比較生産費説が、その考え方の基本となる。

私の妻は絶対優位

リカードの比較生産費説を理解するために、絶対優位の例を考えて見た。

絶対優位という言葉でまず思いついたのは妻だ(笑)

そこで、私と妻の能力の差を表1に示してみた。

20140423_020226.jpg

妻は1回の食器洗いを30分、1回の洗濯を1時間30分でこなせる。

私が食器洗いをすると2時間かかり、洗濯は3時間かかる。

私は比較的、食器洗いの方ができると思っていたが、それでも妻には勝てない。

これは絶対優位ということだ。

私の比較優位は逆?

私は食器洗いの方ができると思っている。だから、私が手伝うのはいつも食器洗いだった。

ここで、比較優位について考えてみる。

比較優位を考えるために、表2のようにそれぞれの生産性の比率を割り出して見る。

妻は、食器洗いの生産性を1とすると洗濯は3になる。

私は、食器洗いの生産性を1とすると洗濯は1.5だ。

この場合、

私は洗濯に比率優位をもつ。

という。

なお、比較優位では、

すべての財(サービス)に比較優位を持つことはない。

つまり、私が洗濯に比較優位をもつということは、同時に、

妻は食器洗いに比較をもつ。

ということができる。

何故、貿易がスゴイのか

それでは、貿易がスゴイ理由を考えてみる。

比較生産費説では、各国か比較優位をもつ財(サービス)に専念し、足りない分を補いあえば両国の総生産性を上げることができる。

家事に戻って考えてみよう。

一週間のうち家事に割ける時間は、妻が15時間、私は12時間であった。

あるとき妻とケンカしてしまい、自分のことは、自分でやれ!となってしまった。

妻は食器洗いを12回、洗濯を6回できるが、

私は、食器洗いを3回、洗濯を2回しかできない。

夫婦合計では、食器洗い15回、洗濯8回となる。

その後、仲直りし、助け合い(貿易)をすることになった。

私達は、リカードが言うことを信じ、私が今まで専念していた食器洗いでなく、比較優位をもつ洗濯に専念することにした。

そうすると、あら不思議。

妻は食器洗いを18回、洗濯を2回、私は食器洗いをせず、洗濯を4回やれた。

つまり、夫婦合計では、洗濯の回数を減らさずに食器洗いを12回から18回に増やすことができた。

表3,4を参照

20140423_020519.jpg

これが、リカードの比較生産費説である。

ちなみに、比較優位を無視して、今までどおり、私の直感に従って食器洗いに専念していたら、回数を増やすことはでていなかった。
(計算してみるとわかる)

というところが重要なポイントだ。

編集後記

この物語はフィクションです(笑)。

ご指摘質問等は、コメント欄にてお願い致しますm(__)m
ただし、コメント承認出来ないケースもありますが、その点、ご了承ください。

▼▼▼続きを読みたい人は▼▼▼

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

  1. 確実な50万と多分100万あなたはどっち?期待効用仮説|ミクロ経…

  2. ワルラス的不安定なのにマーシャル的安定?|ミクロ経済学(18)

  3. 規模の経済と範囲の経済|ミクロ経済学(2)-1

  4. 余剰分析を考えてみる|ミクロ経済学(19)

  5. 経済学の初心者が教える経済学|ミクロ経済学(1)

  6. 市場の均衡点とは?|ミクロ経済学(16)

おすすめ記事

  1. 貿易に関税をかけると余剰はどうなる?|ミクロ経済学(25)
  2. 人々はなぜ貿易をするのか|自由貿易による余剰|ミクロ経済学(24)
  3. ヘクシャー・オリーンモデルとは?|ミクロ経済学(23)
  4. 絶対優位でなく比較優位がスゴイ|国際貿易|ミクロ経済学(22)
  5. パレート効率的な状態の事例|ミクロ経済学(21)

最新記事

  1. 前提 効率的市場では、現在までに発生している情報が全て価格に織り込まれている市場を前提としている。…
  2. インカムゲインは配当金、キャピタルゲインは株価変動による値上がり益。 キャピタルゲインは需要と供給の…
  3. 知的財産権における過失の推定規定とは、調べれば簡単わかることなんだから、知らなかったよと言ってもダメ…
  4. 改正前の民法では瑕疵担保責任が規定されていた。 この「瑕疵」という概念が変わり、「契約不適合」となっ…
  5. 債務不履行よる契約解除は、債務者の帰責事由を不要としたため、債務者に故意、過失がなくても、債権者は契…

おすすめ記事

  1. 効率的市場仮説
  2. インカムゲインとキャピタルゲイン
  3. 知的財産権における過失の推定規定

Facebook

【注意】記事へのコメント欄について

コメント欄はスパムが多いため大変申し訳ございませんが中止とさせて頂きました。修正加筆など含めこちらからご連絡いただければ、内容によりますが記事に反映することも可能です。
ページ上部へ戻る