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重要論点がわかる!中小企業診断士ブログ

ワルラス的不安定なのにマーシャル的安定?|ミクロ経済学(18)

不安定な状態

図1のケースでは、価格P1の時に超過需要となる。
20140415_175112.jpg

この場合、需要が超過しているために価格が上昇し、均衡点から離れるようになる。

このような状況をワルラス的不安定な状況と呼ぶ。

同様に図2のケースでは、供給量S1の時に売りたい価格より、買ってもいい価格が高いため、売り手は供給量を増やす。
20140415_175154.jpg

結果、均衡点から離れるようになる。

そうした状況をマーシャル的不安定と呼ぶ。

いずれも、需要曲線と供給曲線が入れ替わっている図の形状が、不安定で均衡点に調整されないパターンだ。

ワルラス的安定でもマーシャル的安定でない

どのような需要供給パターンでも、ワルラス、マーシャルともに安定か不安定かが一致して結論が同じなのであれば、ワルラス・マーシャルを分けて考える必要がない。

つまり、ワルラスで考えると安定だがマーシャルでは不安定(もしくはその逆でもいいが)というパターンがあってこそ、別の調整過程があって意味があるといえる。

図3のようなパターンの場合を考えてみよう。

20140415_175213.jpg

まずワルラス調整を考えてみる。

横に線を引いてみると、均衡点より高い点では、超過供給となり、価格は下がり、均衡点より低い点では、超過需要となり、価格は上がる。

つまり、ワルラス的には安定である。

次に、マーシャル調整を考えてみる。

マーシャル調整過程では、縦に線を引いて考える。

需要曲線との交点が、買い手が買ってもいい価格。供給曲線との交点が売り手が売りたい価格になる。

図3では、買ってもいい価格より売り手が売りたい価格より低いので、売り手は供給量を増やす。

その結果、均衡点から、離れるため、マーシャル的には、不安定なのである。

こうした問題が過去に出ているのでよく理解しておいた方がよさそうだ。

編集後記

もう図を多用しないと説明出来ないです。

ということで、ペイントアプリに慣れるしかない!と腹をくくり、タッチペンを百均で購入しました!

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